秘書の仕事にハマった愛知移民

勝手に秘書に任命され、泣きながら始めたものの、いつの間にか秘書の仕事にどっぷり。ただ今後、担当者として会社の本業に深く関わるお仕事をしてみたかったので、2015年6月、ボスの引退とともに秘書業を卒業しました。これから秘書になりたい人や、突然秘書になれと命令された人のために、秘書の仕事で得たものを書き残します。ちなみに手土産になるお菓子リサーチは、もはや趣味でやるノリになってしまったので、今後もゆるゆる続くと思われます。気が向いたら紹介していきます~

秘書の服装とお気に入りの靴

ちょっと息抜きして、今週のお題「お気に入りの一着」をご紹介しようと思います。

 

とはいえ、私は、身につけるものすべてがお気に入り。

どんなに安い服でも、必ず直に見て触って、その生地の質感や仕立てから、見た目の美しさや肌触り、手入れのしやすさや持ちの良さを確認します。さらには必ず試着して、着心地や動きやすさ、形が自分の体型を美しく女性らしく上品に見せてくれるか色みが自分の雰囲気を明るく清楚に、ときに華やかに見せてくれるか確認します。

靴も、必ず試着をして、質感と履き心地、歩きやすさ、自分の脚を綺麗に見せてくれるかを確認してから購入します。

 

秘書の仕事をするときの服や靴選びでは、下記の3点が重要だと考えています。

 

1.明るく清楚、上品な女性に見えること

  秘書は、いろんな年齢や性別の人に会うので、どんな相手にも不快感を与えない服装が望ましいです。また、秘書のイメージは、ボスのイメージに強く影響します。お手本は、結婚相手の親に会いに行くときの服装。高級品でなくて良いので、色の爽やかさと適度なサイズ感を大切にします。

NGな例としては、スカートが短すぎたり胸元があきすぎたり、体のラインが出すぎたりするなど、セクシーすぎる服装。柄が派手すぎたり、あまりにも個性的すぎる服装も、万人ウケしないのでのぞましくありません。一方で黒が無難だからも全体的に色が暗すぎるのも、爽やかさが欠けて良くないです。

 

自分がお買い物するときには、ROPEやナチュラルビューティベーシック、組曲ストロベリーフィールズユナイテッドアローズビームスなどのお店を見て回ります。

百貨店では高いので、大抵はアウトレット店でお得にGETします。

 

2.ボスの横にいて違和感がないこと

  秘書は、ボスと同行することもあれば、ボスのお客様の接遇をすることもあります。ボスの横にいて、違和感がないことは重要です。

 基本的には、スーツに準じた綺麗めの服装になるかと思います。ボスを引き立たせるためにとカチッとした地味めの服装をするにしても、派手にならない程度に明るい色みや小さめのアクセサリーを取り入れるなど、ちょっとした女性らしさや柔らかい雰囲気を出すのが良いです。高級品はNGですが。

具体的には、シンプルなジャケットやブラウス、綺麗めなカットソーやカーディガンなどが無難です。

ジャケットを普段は着ない場合でも、オフィスに1枚常備しておく人は、わりといます。襟なしのノーカラージャケットなら、どんな服装でも合わせやすくて便利です。

 

なお、女性の正装はズボンではなくスカートとされています。いつどんな場に出ることになるかわからない秘書は、ズボンよりもスカートをチョイスするのがベターです。

 

足元は、肌色のストッキングにややヒールがあるパンプス(つま先と踵が覆われていて、ストラップが付いていないもの)が望ましいとされています。

一般的には、サンダルやミュール、ブーツはビジネスの場に相応しくないです。つま先があいたオープントゥのパンプスも、きちんとした場では避けた方が良いです。

ストッキングは、ジュエリー程度にワンポイントの柄がついているくらいなら好印象ですが、広範囲にわたり派手な柄がついているものは、万人受けしないためNGです。

 

3.動きやすいこと

 秘書は、よく動きます。何かあれば素早く反応し、対処するのが秘書です。ということで、動きにくい格好はNGです。

上品な女性らしさと動きやすさをクリアできるボトムスは、フレアスカートか、ストレッチ生地のタイトスカート。スカートの場合、色や柄が少し強めでも派手になりすぎないので、私はたくさんの種類のスカートを持っています。白いブラウスとあわせるだけの簡単コーデ。

 

スカートは、トップスと違って直接肌に触れないので、こまめに洗濯する必要がありません。繊細な生地のものや、ハイブランドのものも、選びやすいと思います。

ただ、飲み物をこぼしてしまう可能性もありますので、トラブルになるほどの高級品は着ていかないように…

 

動きやすさに最も大きな影響を与えるものは、靴

私のお気に入りを紹介します。

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ダイアナ「Well Fit」シリーズのパンプス

 

足先が広いため、履いたときに足指に余裕があります。また、力が加わりやすい部分にクッションが内臓されているため、歩くときに足裏が痛くなりにくいです。かえりも良く、歩くときに靴が足についてきます。

歩きやすいのに履くと脚が綺麗に見える絶妙な高さと細さのヒールもお気に入り。大きくあいたシャープなカットの履き口は、脚をスラリと見せてくれます。

あと、こういう靴って、革靴のボスの隣にいるとき、しっくりきますシンプルで服を選びません

カカトのゴムを何度も修理しては履いています。履きつぶしてもまた購入したい靴です。ただ、このシリーズが今はあまり販売されていないので、お気に入りを探しているところです。

 

なお、ダイアナの靴はショップに持ち込めば、メンテナンスをしてもらうことができます。有料ではあるものの、良心的な価格で対応してもらえます。

 

ワコールのパンプス「サクセスウォーク」はリーズナブルな価格ではきやすいです。

 

ヒールが全くない靴は正式な場では望ましくないとされますが、ヒールが高すぎて動きにくい靴はNGです。動きにくいから。

 

本日は、以上です。