マラソン大会とおもてなし
おはようございます。
最近、なかなか新しい記事を更新できていないのですが、次の記事は時間がかかってしまっています。
交際実務は、秘書にとって最も勉強が必要なところなので私は参考書などで勉強しましたが、単なる知識の詰め込みになると非常にツマラナイところではあります。
実際の秘書の仕事に関しては、ボスの目的や動きに連動しているので、そこを想像しやすいように書きたいなぁと思って、何度か書き直ししながらゆっくり書いています。
誰かが「早く更新して欲しい」なんてコメントくれるなら、がんばりますけれども。
話は変わりますが、週末は鹿児島マラソンで42.195kmを走ってきました。
フルマラソンが秘書の仕事に必要というわけでもなく、毎日走っているとかストイックに体を鍛えているとかいうわけでもないのですが、学生時代にサークルの先輩に騙されて走って以来、なんだかあの「楽しいイベント感」に魅せられて、ちょっとしたリピーターになりました。
これまで学生時代や会社の仲間とちょくちょく出ていたのですが、さすがに周りに子どもがいる世帯が増えてきたので、今回は1人で参加。
ちょっと寂しいかしらと思ったのですが、意外と大丈夫でした。当然ながらマラソンは1人で成り立つスポーツなので、1人参加の人は珍しくないのです。
今回出場した鹿児島マラソンは、記念すべき第1回目の大会。1万2千人もの人が出場する大きなイベントで初回にも関わらず、行き届いた実に素晴らしい運営でした。
42.195kmってなかなかの距離ですが、走っているときには常にスタッフが視野に入っているほど多くのスタッフがいて、非常に安心感がありました。
応援も、いくつもの地元の学生団体が素敵な演奏や踊りを一生懸命に披露してくれて、ボランティアスタッフだけでなく自主的に応援してくださる住民の方もたくさんいらっしゃり、最後まで楽しい気持ちで完走できました。
自分の経験でいえば、いわゆる都会の大会におけるソツのない運営と比較して、いわゆる田舎の大会の運営レベルは決して劣ることはなく、声援や沿道補給から受けるおもてなしの印象に至ってはむしろ「感激」レベルであることが多いです。
鹿児島マラソンは、選手ランナーにもゆっくりランナーにも配慮が行き届き(美味しい補給食も行き届き)、単独参加者も老若男女問わず楽しめ、素晴らしかったです。
さて、秘書の仕事において「ソツのないレベル」つまり、問題の対処まで含めて全てがスムーズに対応できるレベルというのも、なかなか大変なものです。
さらに「感激させるレベル」というのは、通常できる予想を遥かに上回るレベルですが、これは大変難しいです。
状況によっては、ボスからそのレベルを求められる場合もあります。
最も心に残る強烈な後味の良さは、会った人の姿勢や行動から受ける印象からくるものかなぁと思います。
丁寧さだったり、親切さだったり、助かったり、あたたかさなものを感じて心が動く感じ。
良いおもてなしをするためには、良いおもてなしを感じることも良い勉強になります。
ちなみに鹿児島のいぶすき菜の花マラソンもオススメです。日本で最も制限時間のゆるいフルマラソンなので、途中で写真を撮ったり、神社にお参りしたり、食べ物の列に並んだりと、マラソンというよりも楽しいイベントです。
沿道で地元の方が出してくださる食べ物が美味しくて、マラソンの後は体重が増えることもあるほどです。近くの砂むし温泉も最高です。
来年ぜひチャレンジしてください。