秘書の仕事にハマった愛知移民

勝手に秘書に任命され、泣きながら始めたものの、いつの間にか秘書の仕事にどっぷり。ただ今後、担当者として会社の本業に深く関わるお仕事をしてみたかったので、2015年6月、ボスの引退とともに秘書業を卒業しました。これから秘書になりたい人や、突然秘書になれと命令された人のために、秘書の仕事で得たものを書き残します。ちなみに手土産になるお菓子リサーチは、もはや趣味でやるノリになってしまったので、今後もゆるゆる続くと思われます。気が向いたら紹介していきます~

秘書の休みのとり方

ずいぶん更新をサボっていました。

 

6月の株主総会が終わったら、あっという間に夏休みになりました。早いものです。

 

秘書の仕事をしていたときも、6月に株主総会が終わった後、7月にはたくさん年休をとり、あっという間に夏休み、というパターンでした。

というのも、ボスは6月に株主総総会が終わった直後に海外出張などの長期出張を入れることが常で、その長期出張に合わせて私も休みをとり、プレ夏休みを満喫していました。周りの秘書さんもそういう人は多かったです。

 

ただし、みんながそうなるわけでもなく、秘書が休みをとれるタイミングは、ボスのニーズや上司の考え方によって違ってきます。 

新任秘書の場合は、最初に確認しておく必要があります。

 

1. ボスが出張中など会社をあけるときに休む

2. ボスが会社にいる間にのみ休む

3. いつでも休めるか、休みがとれない

 

だいたい上記の3パターンですが、私を含め周りの多くは、パターン1でした。ボスによっては、出張中に電話をかけてくることもあるので、あらかじめ休暇をとることを伝えておくと無難です。(ただ、ボスが忙しいと伝えるのが難しく、ボスが出張に行く前日に伝えることも多かったですけれども…黙って休んだときに限って電話がくるんですよね。)

 

長期出張をほのめかされたら、いち早くボスの予定を調整してブロックし、旅行のリサーチをはじめましょう!平日に休みをとれれば、旅行は驚くほど安いです。

 

直前でスケジュールが変更になる可能性もあるのが厄介ですが、秘書はスケジュールの動向がだいたいわかっちゃいますもんね。ウシシシ…

 

…不良?いえいえ、秘書が見聞を広げることは、秘書のパフォーマンス向上につながりますので、ボスにとってもメリットのあることです。例えば、旅行で現地の事情や文化を知れば、ボスの出張や接待でも、よりきめ細やかな配慮が可能になりますよ。ビザやWiFiの手配もスイスイできるようになりますし。

 

ちなみに私の後輩はパターン2だったようで、ボスから「自分が会社を留守にする間は、必ずオフィスにいて欲しい。自分がオフィスにいる間は、自分が対応すればいいけど、自分が不在の間は君に対応して欲しいから。」と言われたそうです。

それはその通りですが、秘書の上司は「ボスが会社にいる間に秘書が休むと、周りの従業員が困る」と考える場合もあり、連休はなかなか難しいようです。

 

パターン3の秘書もたまにいます。秘書がいつ休んでも全く気にしないと言うボスはいますが、本当にいつでも良いということはレアで、仕事やボスの状況で見極めていく必要があると思います。一方で、秘書が休むなんてありえないと考えるボスもいます。帰宅してからもメールでやりとりをしている人や、「僕の秘書在任中に妊娠するなんて許さないよ」と言われたという人もいました。

 

秘書の仕事は似通っていますが、働き方や休みの取り方は、ボス次第で大きく違います。

(私は、秘書の使い方は、ボスの経営者としての考え方を知る上での大きな情報だと思っています。 )

 

気持ちよく働くための、気持ちよいお休み。