秘書の仕事にハマった愛知移民

勝手に秘書に任命され、泣きながら始めたものの、いつの間にか秘書の仕事にどっぷり。ただ今後、担当者として会社の本業に深く関わるお仕事をしてみたかったので、2015年6月、ボスの引退とともに秘書業を卒業しました。これから秘書になりたい人や、突然秘書になれと命令された人のために、秘書の仕事で得たものを書き残します。ちなみに手土産になるお菓子リサーチは、もはや趣味でやるノリになってしまったので、今後もゆるゆる続くと思われます。気が向いたら紹介していきます~

秘書検定 1級の面接案内が届きました〜

ドキドキしながら待っていた秘書検定1級の筆記試験結果。

 
無事に通過できました〜
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左側に筆記試験の合否通知と面接試験の概要が記載されており、右側には受験経歴等申告票なるものがついています。写真を貼る欄があったり、自己PRを書く欄があったり、略歴書みたいな感じです。
 
秘書検定の結果が気になって早く知りたい場合、このようにネットで合否を確認することができるシステムになっているのですが…
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実は私、どうせ通知が届くから〜と、受験票を捨ててしまっていたので、自分の受験番号と試験場番号が分からず、今日までネットの合否速報システムが利用できませんでした。
これから受験される方は、くれぐれも気をつけてください。…とっても待ち遠しいです。
 
模範解答は受験後3日ほどで公開されるので
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自己採点してみれば、だいたいの予想はできます。とはいえ、1級はオール記述なので、結果が出るまで何となく安心できず…
このブログを廃止せずに済んでよかったです。
 
ちなみに、面接の案内には、面接試験資料なるものが同封されていました。
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表には、面接試験の方法、審査のポイント、合格の基準、試験の手順が書かれています。
裏は、課題例になっており、報告と応対それぞれ1つずつ記載されています。
 
この面接内容の手順をシンプルに言えば、「当日に与えられた課題内容を5分で覚え、それをもとにロールプレイングで報告と応対をする」です。
 
気になるのは、審査のポイントと合格基準ですが、以下のように書かれています。
 
(審査のポイント)
態度、振る舞い、話し方の調子、言葉遣い、物腰、しぐさ、身なり など
 
(合格の基準)
きちんとしているか、丁寧であるか、明るく生き生きしているか
 
だそうです。要するに、面接の中で大変好印象な秘書を演じることができれば合格。
 
つまり、こう考えることもできます。
「報告内容の正確さはポイントになっていないようなので、お題は、要旨のみを頭に入れ、細かい部分は無理に覚えないでよい。
報告内容は適当に省略するなどしても、立ち振る舞いにしっかりと気を配ることができればよい。」
 
私は、記憶力に自信がないので、今回の面接試験では、こうするしかありません。
お題は最初から適当にしか覚えず、そんなことおくびにも出さず優雅に歩いてお辞儀をし、悪びれもせずにこやかな笑顔で試験官の顔を見ながら、適当に作ったそれらしい内容を報告し、あたかも丁寧にすべて報告したかのように、以上でございます、と宣言する。
…課題を覚えられないのに態度を審査されるとなれば、不誠実ながらも、そうせざるをえないんです。
 
もちろん実務では必ず筆記用具を持って報告をし、指示を受けています。むしろ、実務としては、それが正しい姿だと思います。なぜなら、実務では何よりも内容が重要だからです。
 
逆に言えば、報告の内容が正しければ、実務はまわせます。しぐさや立ち振る舞いがいい加減でも、秘書の仕事はできます。つまり、好印象な振る舞いは、秘書の仕事をしていれば自然と身につくというものではなく、自分で勉強しなければ向上できないのです。
 
秘書検定の1級では、実務ではあまり意識しなくても問題ないソコ、しぐさ立ち振る舞いなどをしっかり審査されます。
すなわち、秘書検定の1級に合格することは、最低限の実務ができるだけでなく、相手に高いレベルの好印象を与えることによって、難しい状況を切り抜ける力のある秘書であることの証明になる、と言えます。
 
ですので、ここは印象だけを審査していただくものと割り切って、女優になろうと思います。
 
来週から、自分の上司や同僚で練習してみよう…反応が楽しみ。笑